位置性めまい(BPPV)とは何か?
位置性めまい(BPPV:良性発作性頭位めまい)は、めまいの一般的な原因のひとつです。重篤な疾患ではありませんが、特に高齢者は転倒のリスクが高まります。医師の診断と適切な治療で症状を軽減できます。
識別(Identification)
内耳は液体と感覚受容体、そして耳石器官(オトリス器官)から構成され、頭部の動きや位置を感知しています。耳石器官には微小な結晶が含まれており、これが外れた場合、通常の頭部動作に対して過敏になり、めまいを引き起こします。
原因(Causes)
軽度から重度の頭部外傷が結晶を外す主な原因です。また、内耳の疾患や耳手術による損傷が結晶の脱落を招くこともあります。医師はこれらの背景を評価し、適切な診断を行います。
症状(Symptoms)
位置性めまいの主な症状は、めまい、軽い頭がふらつく感覚、ふらつき、吐き気、嘔吐、視界のぼやけ、バランス障害、そして周囲が回転しているように感じることです。
留意点(Considerations)
めまい自体は深刻な合併症を伴うことは少ないですが、頻繁な嘔吐が続く場合は脱水症状に注意が必要です。適切な水分補給を心がけましょう。
治療法(Solution)
位置性めまいの治療は「カナルリス再定位法(Epley法)」と呼ばれる理学療法です。医師が頭部を特定の順序で動かし、結晶を耳管から安全な位置へ移動させます。施術後数日間は、寝るときに頭を高く保つ(枕を複数使用)ことが推奨されます。症状が残る場合は、同手技を数回繰り返すことがあります。
