発疹と関節痛が示す主な疾患と対策
発疹と関節痛が同時に現れる場合、単独症状よりも重篤な疾患が疑われます。以下に代表的な疾患と主な症状、治療法をまとめました。
ライム病
ダニに媒介される細菌感染で、発疹、関節痛、発熱、寒気、倦怠感、関節腫脹、まれに一時的な麻痺が現れます。抗生物質で治療します。
全身性エリテマトーデス(SLE)
慢性の炎症性自己免疫疾患で、疲労、発疹、関節痛、発熱、口内潰瘍、関節のこわばりや腫れ、体重変動がみられます。非ステロイド性抗炎症薬、コルチコステロイド、抗マラリア薬、免疫抑制薬などで治療します。
皮膚筋炎
稀な炎症性疾患で、特徴的な皮膚発疹と筋力低下が主症状です。発疹、関節痛、嚥下障害、進行性筋力低下、筋痛、発熱、倦怠感、筋肉の圧痛、体重減少、肺障害が現れます。ステロイド、鎮痛剤、抗マラリア薬、免疫抑制療法、抗体療法などで管理します。
乾癬性関節炎
乾癬患者に見られる関節炎で、関節のこわばり、腫れ、疼痛が特徴です。乾癬の皮疹が同時に出現します。非ステロイド性抗炎症薬、抗リウマチ薬、コルチコステロイド、免疫抑制薬、TNFα阻害薬などで治療します。
関節リウマチ
強い炎症が関節を破壊し、疼痛や変形を引き起こします。発熱、発疹、倦怠感を伴うことがあります。ステロイド、非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制薬、抗リウマチ薬、TNFα阻害薬、アナキンラ、リツキシマブ、アバタセプトなどで治療します。
