重度脊柱管狭窄症のサインと症状
重度脊柱管狭窄症は、脊椎狭窄症が進行した段階です。関節炎による骨の増殖が脊椎内で神経を圧迫し、さまざまな症状を引き起こします。診断は身体検査とMRIなどの画像検査で行い、治療は理学療法と鎮痛薬が中心です。症状が重度の場合は手術が検討されます。
脚の痛み
長時間立位を続けると、脚に激しい痛みや痙攣を感じることがあります。座るか前屈すると症状は軽減します。痛みの原因は2種類に分けられます。
- 偽跛行(神経圧迫による痛み): 下り坂を歩くと強い痛みが出ます。
- 血管性跛行(血管圧迫による痛み): 上り坂で痛みが増します。
放散痛
体の片側に放散する痛みが現れます。主に片脚に向かって広がり、座位で痛みが強くなることがあります。鋭い灼熱感からチクチクした感覚、さらにはしびれへと変化し、脚の筋力低下やコントロールが難しくなることもあります。
排尿・排便障害
症状が進行すると、膀胱や腸のコントロールが失われることがあります。また、性欲や性機能の低下も報告されます。
首の痛み
頸部に重度の痛みが出ることがあります。頭を左右に動かすと痛みが増し、座位で上を見上げると特に苦痛です。前屈すると多少楽になることがありますが、症状が進むと前屈でも十分な緩和が得られなくなります。
歩行困難
脊柱管狭窄が重度になると、歩行時に強い痛みやしびれが出ます。しびれが進行すると歩くこと自体が困難になり、最終的には歩行が不可能になることもあります。
