バイパップとCPAPの違い
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療には、CPAP(持続陽圧呼吸)またはBiPAP(二段階陽圧呼吸)という装置が用いられます。以下に両者の違いや特徴をまとめました。
概要
- CPAPは「Continuous Positive Airway Pressure」の略で、一定の気圧で空気を送り続けます。
- BiPAPは「Bilevel Positive Airway Pressure」の略で、吸気と呼気で異なる圧力を設定できます。
- どちらも、圧力を生成する本体、フェイスマスク、チューブの3部構成です。
主な特徴
- CPAPは吸気・呼気ともに同じ圧力で空気を供給します。
- BiPAPは吸気時に高い圧力、呼気時に低い圧力を提供し、呼吸が楽になります。
機能の違い
- CPAPは一定の気道抵抗を作り、常に同じ圧力で空気を送ります。
- BiPAPは呼気を感知して圧力を下げ、呼気時の抵抗感を軽減できます。
利用上の重要点
- CPAPは呼気時に抵抗を感じやすく、装置に「抵抗」と戦うように感じる患者がいます。
- BiPAPは呼気時に圧力が低くなるため、抵抗感が少なく、適応しやすい場合があります。
使用時の留意点
- どちらの装置も使用開始時には装置の感触・音・外観に慣れる調整期間が必要です。
- 医師の指導のもと、適切な設定とマスク選びが重要です。
