足首の捻挫はどれくらいで回復しますか?

足首は体重を支える重要な関節で、静止時も動作時も全身の荷重を受け止めます。捻挫は関節を囲む靭帯が通常の範囲を超えて伸びるか、裂けることで起こります。捻挫が疑われたらすぐに医師の診察を受けましょう。放置や不適切な治療は、通常3〜4か月で回復すべき怪我を1年以上に延長させることがあります。

捻挫の定義

捻挫とは、足や足首の骨をつなぐ靭帯が部分的または完全に断裂した状態を指します。腫れや打撲が生じ、足首の不安定さが現れます。多くの捻挫は足首が外側に回転することで起こり、主に前距腓靭帯(ATFL)または踵腓靭帯(CFL)が損傷します。重症度はⅠ度(軽度)、Ⅱ度(中等度)、Ⅲ度(重度)に分類されます。

Ⅰ度捻挜

靭帯への損傷が軽微なため、回復期間は1〜2週間程度です。氷で冷やす、心臓より高く足を上げる、ACEバンドで圧迫するなどの初期処置で十分です。軽い腫れと圧痛がみられますが、添え木やギプスは不要です。可動域訓練、軽いストレッチ、筋力強化を行えば早期に機能回復できます。

Ⅱ度捻挜

最も頻繁に見られる捻挜で、損傷は中等度です。放置すると後遺症のリスクがあります。可動域と安定性がやや低下し、医師は数週間の添え木やギプスで関節を固定し、リハビリで靭帯を伸ばし強化することを指示します。回復には概ね4〜6週間かかります。

Ⅲ度捻挜

最も重い捻挜で、完全断裂が起こります。回復には8〜12週間、場合によってはそれ以上の期間が必要です。関節は長期間固定され、リハビリ期間も長くなります。リハビリで改善が見られない場合は、外科的修復が検討されます。

回復を早めるエクササイズ

医師から運動開始の許可が出たら、以下のエクササイズを実施してください。

  • 背屈運動:足を前後に動かし、足首の全可動域を使います。膝を固定した状態で、足を伸ばした姿勢と屈曲姿勢をそれぞれ10〜15秒キープし、10回繰り返します。
  • 足指でアルファベットを書く:高い椅子に座り、足が床から離れるようにします。親指でアルファベットを描くように動かし、2回繰り返します。
  • 片足バランス:頑丈な椅子に手を置き、怪我した足に体重を乗せて15秒保持します。10回繰り返します。
  • 座位でのカーフレイズ:椅子に座り、足を床につけたままかかとをできるだけ持ち上げ、10秒保持します。これを10回行います。

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