甲状腺機能低下症についての情報
甲状腺機能低下症(低下性甲状腺)は、甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを産生しない状態です。甲状腺ホルモンは体内のほぼすべての組織で必要とされ、その不足は体内の化学反応に支障をきたし、適切に治療しなければ健康上の問題を引き起こす可能性があります。
症状
- ホルモン欠乏の程度により症状は個人差がありますが、体重増加、便秘、疲労感、コレステロール上昇、うつ症状、筋力低下などが一般的です。
原因
- 自己免疫疾患(橋本病など)、放射線治療、甲状腺手術、リチウムなどの特定の薬剤など、さまざまな要因が甲状腺機能低下を引き起こします。
リスク要因
- 年齢が上がるほどリスクは増加し、特に50歳以上の女性に多く見られます。また、自己免疫疾患を持つ家族がいる場合もリスクが高くなります。
検査と診断
- 血液検査で甲状腺刺激ホルモン(TSH)と甲状腺ホルモン(T4、T3)の濃度を測定します。TSHが高く、T4やT3が低い場合は甲状腺機能低下が疑われます。
治療
- 生涯にわたってレボチロキシン(商品名:ユニサイド、レボキシル、シンセトロイド、レボサイドなど)を服用し、ホルモンレベルを正常に保ちます。
