キャベツスープダイエットの栄養と注意点
概要
キャベツスープダイエットは、インターネット上の多数のサイトやブログで紹介されています。レシピは若干異なるものの、基本的なコンセプトは同じです。7日間にわたり、キャベツスープを好きなだけ食べ、厳選された他の食品と組み合わせて急激な体重減少を目指します。しかし、この食事法は脂質・タンパク質・炭水化物といった重要な栄養素が不足しており、米国農務省(USDA)の栄養指針では「栄養的に不十分」と評価されています。
事実
- キャベツスープダイエットは、無制限にキャベツスープを摂取できる食事プランで、劇的な減量を謳っています。スープの主な材料は、ネギ、ピーマン、缶詰トマト、にんじん、マッシュルーム、セロリ、キャベツ、スープミックス、ブイヨンキューブ、V8などの野菜ジュースです。
期間と食事内容
- 7日間のプランで、日ごとに許可される食品が異なります。
1日目:キャベツスープ+バナナ以外の果物。
2日目:キャベツスープ+野菜+ベイクドポテト1個。
3日目:キャベツスープ+果物と野菜(バナナとジャガイモは除く)。
4日目:キャベツスープ+バナナ+スキムミルク。
5日目:キャベツスープ+牛肉最大20オンス+トマト最大6個。
6日目:キャベツスープ+牛肉と野菜を無制限に。
7日目:キャベツスープ+玄米、野菜、無糖フルーツジュース。
特徴
- シンプルで実行しやすい一方、効果は個人差があります。カロリーは限定されますが、特に1〜4日目と7日目は脂質がほとんど含まれていません。USDAは総カロリーの20%を脂質から摂取することを推奨しており、これが不足するとHDLコレステロールの低下やビタミンE不足が懸念されます。
留意点
- 「無制限に食べられる」ことが前提のため、実際には必要以上のカロリーを摂取し、体重が増えるリスクがあります。また、長期的な体重管理には不向きで、生活習慣や食習慣の改善を促さない点が問題です。
警告
- プロビデンス・セイクレッドハート医療センターおよび小児病院は、このダイエットを健康的・安全とはみなしていません。同センターは過去にこのダイエットが原因とされた報告を否定しています。
