メイヨークリニックの糖尿病食事法
メイヨークリニックの糖尿病食事法は、ミネソタ州ロチェスターにあるメイヨークリニックの医療専門家が開発した、血糖値のコントロールを目指す健康的な食事プランです。ジャンクフード中心の食生活から脱却し、バランスの取れた多様な食事を実践することで、血糖の急激な変動を防ぎます。
フードエクスチェンジ(食品交換)
医師がこのプランを勧めた場合、まずは「食品交換システム」を理解する必要があります。このシステムは、基本的な食品群の中から異なる食品を選んでも、1日あたりのカロリー・炭水化物・栄養素の総量をほぼ同等に保てるように設計されています。
基本食品群は、炭水化物(デンプン類)、果物、乳製品、肉・代替肉、非デンプン野菜、脂質、甘味料、そして「フリー食品」(1食あたり20kcal未満、炭水化物5g未満)に分かれます。各群には、1日で選べる具体的な食品とその適量がリスト化されています。
例として、昼食にデンプン類を選ぶ際は、全粒粉パン1枚、低カロリーパン2枚、またはマッシュポテト1/2カップなど、同等のエクスチェンジとして選択できます。
エクスチェンジ数の決め方
1日に各食品群で何回分のエクスチェンジが許容されるかは、性別・年齢・体重・減量目標・糖尿病の重症度などによって異なります。まずは医師と相談し、現在の体重が健康的か、減量が必要かを確認しましょう。
次に、1日の最大カロリーと炭水化物摂取量、各食品群のエクスチェンジ上限を把握します。医師が情報を提供できない場合は、登録栄養士への紹介が必要です。栄養士は、体重管理と血糖コントロールを達成するための具体的なエクスチェンジ数と、1日の食事スケジュールへの配分方法を指導します。
エクスチェンジの管理方法
プランに慣れるまで、許容エクスチェンジ数や食品リストを紙に印刷して手元に置くか、スマートフォンやパソコンにメイヨークリニックのエクスチェンジ表へのブックマークを保存すると便利です。慣れれば、頭の中で簡単に管理できるようになります。
