イチゴを食べると体に悪影響があるのか?
イチゴはビタミンCや食物繊維、葉酸が豊富で、抗炎症作用のある植物化学物質も含む、非常に健康的な果物です(2013年3月の『Natural Product Research』)。しかし、特定の条件下ではイチゴの摂取が健康に悪影響を及ぼすことがあります。
イチゴアレルギー
イチゴにアレルギーがある場合、摂取すると口や唇、耳がかゆくなる口腔アレルギー症状や、じんま疹、下痢、嘔吐、喉の締め付け感などが現れることがあります。特に花粉症の人はバラ科の果物に対するアレルギーが起きやすく、イチゴもその一つです。重篤な症状(呼吸困難など)が出た場合は直ちに医療機関へ連絡してください。
農薬残留
米国環境作業グループ(EWG)は、米国農務省と食品医薬品局のデータを基に果物・野菜の農薬残留量を評価しています。イチゴは残留農薬量で第2位にランク付けされ、リンゴに次いで高いとされています。とはいえ、イチゴの健康効果は農薬リスクを上回るため、摂取を控える必要はありません。可能であれば有機栽培のイチゴを選び、食べる直前にしっかり洗うことをおすすめします。
カビのリスク
イチゴは傷みやすくカビが繁殖しやすい果物です。硬くて赤いものを選び、柔らかくなったりぬめりがあるものは捨てましょう。保存時は洗わずに冷蔵庫に入れ、食べる直前に洗うことでカビの発生を抑えられます。カビが見られた場合は、容器全体を廃棄してください。
細菌汚染
生で食べる食品全般と同様に、イチゴも大腸菌、サルモネラ、A型肝炎ウイルスなどの細菌に汚染されるリスクがあります。生肉や生肉汁が付着しないように保管し、食べる前に必ず洗浄してください。イチゴは地面に近い位置で育つため、土壌中の細菌が付着しやすい点にも注意が必要です。
以上の点に留意すれば、イチゴは安全に美味しく楽しむことができます。
