子どもに教える小麦とパンの真実
子どもが全粒粉パンを選ぶ理由を知れば、自然と食生活に取り入れやすくなります。小児科医のジェニファー・フィッシャー博士は、親が子どもの食事選択に大きな影響を与えると指摘しています。データを示しながら、子どもに健康的な選択を促しましょう。
栄養価
全粒粉で作られたパンは、加工された白い小麦粉のパンに比べて多くの栄養素を含んでいます。米国疾病予防管理センター(CDC)は、1日の主食のうち半分は全粒穀物を選ぶことを推奨しています。白粉にする際、胚芽やふすまといった部分が取り除かれ、トリプトファン、セレン、カリウム、亜鉛、葉酸、ビタミンE、クロム、マグネシウムなどが失われます。白粉にはビタミンB1、B2、B3や鉄分が添加されますが、失われた量を補うには至りません。
体重管理の味方
全粒粉パンに置き換えるだけで、子どもの体重管理をサポートできます。マヨクリニックは、全粒穀物の摂取が体重減少と維持に有効だとしています。全粒粉には食物繊維が豊富に含まれ、食べ応えがあるため満腹感が長く続き、余分なカロリー摂取を防ぎます。全粒粉パン1枚は、同量の白パンに比べてわずか3kcal多いだけです。
エネルギー持続
スポーツや活動的な子どもは、エネルギーが持続する食べ物が必要です。白粉のパンは血糖指数(GI)が高く、血糖が急上昇した後に急降下し、エネルギーが続きにくくなります。一方、全粒粉パンはGIが低く、血糖の上昇が緩やかで、長時間にわたりエネルギーを供給します。
見た目で仲間入り
「白い全粒粉パン」を使えば、見た目は白いパンでも実際は全粒粉で作られ、栄養価はダークな全粒粉パンと同等です。見た目が違うと友達と違和感を持つ子どもも、白い全粒粉パンなら周囲と同じように食べられます。
