耐性でん粉の取り入れ方と活用ガイド
はじめに
科学者は、ある食品に含まれるデンプンが消化されにくく、血糖値の急上昇を抑え、腸内の繊維として働くことを発見しました。これを「耐性でん粉(レジスタントスターチ)」と呼び、耐性でん粉が豊富な食品を摂取したり、粉末を料理に加えるだけで、体重管理や血糖コントロールに効果があると報告されています。また、炭水化物が冷えると耐性でん粉の含有量が増え、体は炭水化物からのエネルギーより先に脂肪を燃焼しやすくなります。
耐性でん粉を増やす具体的な方法
耐性でん粉が多い豆類や種実を食べる
割れ豆、レンズ豆、落花生、各種豆類は耐性でん粉が豊富です。生のナッツや生トウモロコシ、種子類も同様です。生トウモロコシはサラダやサルサに加えると手軽に摂取できます。エンドウ豆はサイドディッシュやサラダ、エンドウ豆スープとしてもおすすめです。
少し緑がかった未熟バナナを選ぶ
バナナは少し緑色が残っている段階で耐性でん粉が多く含まれます。他の未熟な果物も同様に利用できます。
炭水化物を冷やして食べる
パスタサラダ、炊いたご飯の冷やしご飯、ポテトサラダなど、炭水化物が冷めた状態で食べると、一部が耐性でん粉に変わります。冷たい白パンや常温の白パンも、溶けやすいでん粉より耐性でん粉が多くなりますが、全粒粉パンは栄養価が高い点も覚えておきましょう。
食品ラベルで「Hi‑Maize」をチェック
シリアルなどの包装に「Hi‑Maize」という成分が記載されていれば、トウモロコシ由来の粉末耐性でん粉が添加されています。2011年10月時点で市販されている唯一の製品です。
まとめ
日常の食事に耐性でん粉を取り入れるだけで、血糖管理や体脂肪燃焼をサポートできます。上記のポイントを参考に、食材選びや調理法を工夫してみましょう。
