地中海式食事における乳製品の役割

定義

westonaprice.orgによると、地中海食は植物性食品が豊富で、毎日のデザートは新鮮な果物、脂肪の主な供給源はオリーブオイル、乳製品(主にチーズとヨーグルト)や魚・鶏肉は少量から中程度に摂取します。卵は週に0〜4個、赤身肉は少量、ワインは食事と共に少量から中程度に飲む、とされています。

総脂肪の割合は25〜35%と推定され、飽和脂肪、甘味料、赤身肉が少ないため、特に心臓に優しいと評価されています。

乳製品の伝統的な役割

地中海食は乳製品が中心ではありませんが、Oldways Preservation and Trustが作成した食事ピラミッドでは、推奨される乳製品摂取量は米国農務省(USDA)のピラミッドとほぼ同じです。ただし、Oldwaysではヤギや羊のミルクから作られるヨーグルトやチーズが対象で、USDAは牛乳と牛のチーズを想定しています。

乳製品の種類が健康効果に影響するかは議論の余地があります。ハーバード公衆衛生学部の研究(2009年6月)によれば、地中海食の利益は「魚や全粒穀物の多量摂取」や「加工食品や砂糖の少なさ」に起因し、乳製品の摂取量は大きく関係しないとされています。

現代における乳製品の実態

現在の地中海食は、1950年代にアンセル・キーズ博士が提唱したものとは大きく異なります。例えば、クレタ島ではローズマリー・バロン氏が、住民が週に数ポンドのチーズを消費し、1日あたり約600kcal(全カロリーの約25%)を脂肪から得ていると推定しています。

イタリアでもパルメザンやゴルゴンゾーラなど脂肪分の高いチーズが生産され、ピザ以外にもパイ、野菜料理、サラダ、サンドイッチなど多彩に使用されています。モッツァレラチーズを一口大に切り、衣を付けて揚げたものは特に人気です。

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