コリンが豊富に含まれる食品とその役割
コリンは人体に不可欠な栄養素で、脂質の一種であるリン脂質に含まれています。細胞シグナル伝達や代謝、脂肪輸送、細胞膜の安定化など多くの機能を支えます。欠乏すると疲労感、尿濃縮低下、記憶障害、心血管疾患、骨異常、腎不全、肝機能障害などの症状が現れます。
米国オレゴン州立大学のデータによれば、成人は1日あたり約3.5 g、1歳から8歳の子どもは約1 gのコリン摂取が推奨されています。以下に、コリンを多く含む代表的な食品を紹介します。
牛レバー
3オンス(約カード1枚分)の牛レバーをフライした場合、約355 mgのコリンが含まれます。
小麦胚芽
トーストした小麦胚芽1カップで約172 mgのコリンが摂取できます(オレゴン州立大学調べ)。
卵
大きめの卵1個に126 mgのコリンが含まれ、1食分(2個)で十分な量が取れます。コリンは卵黄に含まれ、卵白にはほとんど含まれません。
レシチン
大豆から抽出された食品添加物であるレシチンはコリンが豊富です。マヨネーズ、焼き菓子、サラダドレッシングなどに含まれ、日常の食事に取り入れることでコリン摂取量を増やせます。
その他の食品
牛肉、芽キャベツ、ブロッコリー、アトランティックコッド、エビ、サーモン、脱脂乳、ピーナッツバター、ミルクチョコレートなどもコリンを含みます。
サプリメント
コリン塩やホスファチジルコリンのサプリメントが市販されています。例として、4,230 mgのホスファチジルコリンを含む製品は約550 mgのコリンを提供します。
