生砂糖・白砂糖・ブラウンシュガーの違いと製造過程

生砂糖

生砂糖は、サトウキビの汁を蒸発させて結晶化させた粗い粒状の砂糖です。色は茶色で、粗い塩の結晶に似ています。純度は約98%のショ糖で、表面に残るモラセスや不純物が独特の風味を与えます。米国食品医薬品局(FDA)は、生砂糖はそのままの形では食用に適さないとし、さらなる精製が必要と定めています。市販されている「ロウサトウ」や「ターボニード」と呼ばれる製品は、表面のモラセスを洗い流しただけのもので、実質的には精製砂糖に近いです。

白砂糖への精製過程

白砂糖は多段階の精製工程を経て作られます。まずサトウキビの茎やサトウビートの根から糖分を抽出し、汁を加熱してシロップ状に濃縮します。次に結晶化させ、遠心分離機で粗い結晶(生砂糖)を分離します。この段階で洗浄・濾過し、色素や不純物を除去した後、再度結晶化させて細かい白い結晶にします。サトウビートの場合は、まず根を熱湯に浸して糖分を抽出し、以降の工程はサトウキビと同様です。

ブラウンシュガー

ブラウンシュガーは、精製された白砂糖にモラセスシロップや天然の風味を加えて作られます。混合後に再び遠心分離機で結晶化させ、モラセスの添加量に応じて色が薄いものから濃いものまであります。つまり、ブラウンシュガーは「加工された白砂糖にモラセスを戻したもの」と言えます。

以上のように、生砂糖・白砂糖・ブラウンシュガーは原料は同じでも、精製や添加工程の違いにより風味や色、用途が変わります。

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