潰瘍性大腸炎の食事指針

潰瘍性大腸炎は大腸が炎症を起こす炎症性腸疾患です。下痢や貧血、発熱、食物不耐症、栄養不良などの症状が現れ、炎症が寛解と再燃を繰り返すことがあります。食事の工夫は再燃予防や症状緩和に重要です。

栄養管理

栄養管理の目的は、適切な栄養状態を回復・維持することです。食事の変更は、個々の食物不耐症に合わせて個別化します。

必要な栄養素

  • たんぱく質の摂取量を増やすことが推奨されます。
  • 葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12のサプリメントが有益です。
  • 亜鉛、カリウム、セレンの補給は下痢対策に役立ちます。

症状別の食事管理

  • 激しい下痢がある場合は、食物繊維と水分を多く摂取します。
  • 脂肪性下痢(ステアトリア)が出る場合は、低脂肪食と中鎖脂肪酸サプリメントが有効です。
  • 腸閉塞が疑われる場合は、低残渣・無繊維食が推奨されます。

再燃防止

  • オメガ脂肪酸やプロバイオティクスを豊富に含むバランスの取れた食事は、炎症と再燃のリスクを低減します。
  • 乳糖、ソルビトール、フルクトースはできるだけ除去しましょう。

医療的管理

潰瘍性大腸炎の治療は、腸の健康維持と栄養失調の予防が目的です。ステロイド、免疫抑制剤、抗炎症薬、抗生物質などが処方されます。

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