高血圧に効くごま油の活用法

ごま油にはリグナンの一種であるセサミン、必須脂肪酸のリノール酸、ビタミンEが豊富に含まれています。これらの栄養素は高血圧(ハイパーテンション)を下げる効果が期待でき、薬に頼らず血圧管理を目指す方に有用です。

重要性

高血圧は血液を血管壁に強く押し付け、内皮を傷つけます。傷ついた部位にプラークが蓄積し、目・心臓・脳・腎臓などの血管に障害をもたらします。正常血圧は収縮期120 mmHg、拡張期80 mmHg未満です。ごま油の摂取は血圧低下に寄与し、多くの成人にとって重要な対策となります。

研究結果

2006年3月号の Yale Journal of Biological Medicine で、D. Sankar は利尿薬またはβ遮断薬を服用中の高血圧患者に食用ごま油を提供しました。研究終了時に血中ビタミンC・E濃度が上昇し、血圧が低下したことが報告されています。

2005年5月の別の研究でも、患者はごま油、他の2種の油(各群)を1日あたり大さじ2杯+小さじ2杯摂取しました。その結果、ごま油は血圧、コレステロール、ビタミンEの改善に最も効果的でした。

利点

ごま油を2か月間継続して摂取すれば、血圧低下が期待できます。薬に頼る前に、まず食事で取り入れられる安全な栄養手段として試す価値があります。

成分構成

ごま油に含まれるリノール酸は、炭素18個に二重結合2つを持つ多価不飽和脂肪酸です。大さじ1杯(約14 g)あたり約120 kcal です。

摂取上の注意点

1日の目安は大さじ2杯+小さじ2杯程度にとどめ、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸(魚油・亜麻油)のバランスを4:1〜1:1に保つことが推奨されます。高温調理は二重結合が切れやすく、活性酸素が発生するため、サラダにかけるか、冷やしたままスプーンですくって使用するのが安全です。

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