どのくらいのコレステロールを摂取すべきか?

現代では多くの人が「コレステロールを過剰に摂取すると健康に悪い」ことを知っていますが、実際にどの程度が過剰なのかは意外と分かりにくいです。コレステロール値が高いと冠動脈性心疾患や脳卒中のリスクが高まりますので、正しい基準を把握しておくことが重要です。

コレステロールはどこから来るのか?

体内では肝臓などの細胞が自然にコレステロールを合成し、血中コレステロールの約75%を供給します。残りの約25%は食事から摂取され、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸、食品中のコレステロールが含まれます。コレステロール自体は体に必要な成分ですが、過剰になると健康を害します。

コレステロールの推奨量

血中コレステロールは mg/dL(ミリグラム/デシリットル)で測定され、米国心臓協会は次の基準を示しています。

  • 200 mg/dL 未満:正常範囲
  • 200〜239 mg/dL:境界域(やや高め)
  • 240 mg/dL 以上:高コレステロール

平均的な米国人の食事からの摂取量は、男性が約360 mg、女性が約240 mgで、いずれも推奨上限を超えています。

食品中のコレステロール

日々の上限をイメージしやすくするため、代表的な食品のコレステロール量を以下に示します。

  • 卵(1個):約210 mg(上限に相当)
  • 皮なし鶏胸肉(100 g、約3.5 oz):約85 mg(上限の約40%)
  • 豚ロース肉(同量):約85 mg
  • 赤身挽肉(同量):約78 mg

コレステロールを下げる食品もあります。次のような食材を積極的に取り入れると、体内で合成されるコレステロールや食事からの摂取を相殺しやすくなります。

  • 全粒穀物
  • オートミール
  • 豆類(レンズ豆、ひよこ豆など)
  • 食物繊維が豊富な果物や野菜
  • にんにく

バランスの取れた食事は、好きな食品を罪悪感なく楽しみながら、健康を維持する鍵です。

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