酸化マグネシウムとクエン酸マグネシウムの違いと選び方

西洋式の食事はマグネシウムが極めて少なく、栄養学者で著者のキャロリン・ディーン博士はサプリメントでの補給を推奨しています。市販されているマグネシウムサプリは主に酸化マグネシウムとクエン酸マグネシウムの二種類です。

ミネラルの形態

酸化マグネシウムは無機塩、クエン酸マグネシウムは有機塩のキレート化合物です。

マルチビタミン・ミネラル製品への採用状況

多くのマルチビタミン・ミネラル製品は安価な酸化マグネシウムを使用しています。例としてSwanson Health Productsの上位10製品はすべて酸化マグネシウムを含んでいます。一方、クエン酸マグネシウムはほとんど採用されていません。

吸収率の違い

ディーン博士の著書『The Magnesium Miracle』によれば、酸化マグネシウムは体内で約4%しか吸収されません。300 mgの元素マグネシウム酸化物から実際に利用できるのは約12 mgです。クエン酸マグネシウムは、元素マグネシウムの約50%まで吸収されるとされています。

下剤効果

酸化マグネシウムは吸収されにくいため、腸内に残る量が多く、自然な下剤作用があります。クエン酸マグネシウムは細胞に取り込まれやすく、腸内に残る量が少ないため、下剤効果は弱いです。

コスト

安価で大量供給できる酸化マグネシウムは、サプリメーカーがマルチフォーミュラに選びやすいです。クエン酸マグネシウムはクエン酸と結合させる工程が必要なため、製造コストが高くなります。

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