過剰なカルシウムサプリメント摂取のリスク
カルシウムは体内で最も多く存在するミネラルで、骨や歯、血圧の調整、さまざまな生理機能に不可欠です。また、がん予防効果も期待されていますが、過剰に摂取すると様々な問題を引き起こす可能性があります。
適切な摂取量
乳児(0〜6か月)は1日あたり約210 mgが目安です。
子ども(9〜18歳)は1日あたり約1,300 mgが推奨されます。
成人は50歳までで約1,000 mg、50歳以上は吸収率が低下するため約1,200 mgが目安です。
最大摂取量
乳児に対する上限は設定されていません。
1歳以上のすべての人(妊娠中・授乳中を含む)に対しては、1日最大2,500 mgまでが安全とされています。
副作用
高用量のカルシウムは、膨満感、ガス、便秘、めまい、吐き気、心拍不整、発汗、排尿時の痛み、嘔吐などの症状を引き起こすことがあります。
過剰摂取のサイン
初期症状は重度の便秘、口の乾燥、頭痛、喉の渇き、うつ状態、金属味、倦怠感などです。
放置すると高血圧、不整脈、光過敏症、頻尿などの重篤な症状につながります。
血中カルシウム濃度の上昇(高カルシウム血症)
過剰なカルシウムは血中濃度を上げ、男性の致死的前立腺がんリスクを高める可能性があります。
高カルシウム血症は腎臓にダメージを与え、他の必須ミネラルの吸収を阻害します。
医療上の注意点
下痢、胃腸障害、心臓疾患、高カルシウム血症、尿中カルシウム過剰(高カルシウム尿症)、腎臓病、腎結石、副甲状腺機能亢進症などの既往がある場合は、サプリメントの使用前に必ず医師に相談してください。
