レシチンの副作用と注意点

機能

レシチンはすべての細胞に存在し、脳の神経細胞や神経のミエリン鞘の構成成分です。大豆から商業的に抽出され、卵黄や小麦、ピーナッツ、酵母などにも自然に含まれます。サプリメントとしては、記憶力や認知機能の向上、肝機能の維持、体重管理に役立つとされています。また、肌や髪の健康促進、胆石の予防効果があると主張されていますが、科学的根拠は十分ではありません。

副作用

大豆レシチンを1日10〜30 g以上摂取すると、吐き気、嘔吐、食欲不振、下痢、体重増加などの症状が報告されています。その他、発疹、頭痛、めまい、口臭や体臭の悪化も報告されています。

その他の副作用

レシチンに含まれるコリンを1日3.5 g以上摂取すると、血圧低下に伴うめまい、視界のぼやけ、混乱、失神の可能性があります。

アレルギー反応

大豆由来のレシチンは、免疫系が過敏な人にアレルギー反応を引き起こすことがあります。顔・口・舌・喉の腫れ、呼吸困難、過度の発汗、くしゃみ、鼻水などの症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

注意点

大豆レシチンに対する遅延型アレルギー反応が起こることがあります。この場合、免疫グロブリンA、G、Mが産生され、症状が摂取後数時間から数日後に出現します。

警告

重篤なアナフィラキシーショックが起こると、めまい、呼吸困難、顔・舌・喉の腫れ、皮膚の青紫色変化(チアノーゼ)などの症状が現れ、低血圧や心不全に至り、最悪の場合は死に至ります。緊急の医療処置が必要です。

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