アイブライト(ユーフラシア)の副作用と安全性

アイブライトは、学名 Euphrasia officinalis(ユーフラシア)から抽出されたハーブサプリです。標準化抽出物、チンキ、ティー、カプセルなどで販売され、まぶたの炎症、麦粒腫、結膜炎(いわゆるピンクアイ)、眼精疲労などの目のトラブルや、鼻・副鼻腔のうっ血、咳、声がれといった症状に対する代替療法として利用されています。

研究

アイブライトの有効性を示す科学的データは極めて少なく、主要な化学成分が顕著な治療効果を持つという証拠はありません。2000年12月に『Journal of Alternative and Complementary Medicine』に掲載された Stoss らの研究では、結膜炎患者65名を対象に単回投与のアイブライト点眼液を使用し、患者と医師の評価で85%以上が「良好」から「非常に良好」と回答しましたが、対照群がなく、プラセボ効果の可能性も指摘されています。

規制機関の見解

米国食品医薬品局(FDA)はアイブライトのサプリメントについて安全性や純度の評価を行っていません。そのため、目の疾患に対して外用する際は特に注意が必要です。重大な副作用報告は少ないものの、研究不足と規制の欠如から、FDA やドイツの Commission E などは使用を控えるよう勧告しています。

目に現れる副作用

Healthline の情報によると、アイブライトのチンキは以下のような眼症状を引き起こすことがあります。

  • かゆみ・赤み・圧迫感・腫脹
  • 視力の変化や光過敏

コンタクトレンズ装着中や最近眼手術を受けた方は使用を避けるべきです。

その他の副作用

1996年の『Herbal Medicines』では、アイブライトの毒性レベルが不明であることから、過剰使用(10滴以上のチンキ)により以下の症状が現れる可能性があると警告しています。

  • 混乱、便秘、咳、呼吸困難
  • 不眠、吐き気、発汗、落ち着きのなさ
  • くしゃみ、全身の倦怠感

これらは目の副作用と併せて起こることがあります。

アレルギー反応

ハーブ製品全般に言えることですが、アレルギー反応は稀ながら起こり得ます。症状としては、呼吸困難、喉の締め付け感、顔面の腫れ、発疹やじんま疹などが報告されています。使用中にこれらの症状が現れた場合は直ちに使用を中止し、医療機関を受診してください。

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