アスコルビン酸ナトリウムとアスコルビン酸の違いとは
ビタミンC(アスコルビン酸)とは
ビタミンCは水溶性ビタミンで、果物や野菜に自然に含まれ、人体の成長や発育に欠かせません。傷の治癒、瘢痕組織の形成、軟骨の修復・維持、骨や歯の形成、皮膚・腱・靭帯・血管を構成するたんぱく質の合成に関与します。体内でビタミンCは合成できないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。
ナトリウムアスコルビン酸(Sodium Ascorbate)とは
ナトリウムアスコルビン酸はビタミンCの塩化物で、錠剤や粉末、点滴(IV)で摂取できます。1 gのナトリウムアスコルビン酸にはビタミンCが889 mg、ナトリウムが111 mg含まれます。ナトリウム含有量が高いため、低ナトリウム食を実践している人は注意が必要です。
純度の違い
アスコルビン酸は純粋なビタミンCですが、ナトリウムアスコルビン酸はナトリウムと結合した形のため、同じ重量あたりのビタミンC量は低くなります。したがって、同等のビタミンCを得るには、ナトリウムアスコルビン酸をより多く摂取する必要があります。
酸性度の違い
アスコルビン酸は強酸性で、胃酸過多や胸焼け、逆流性食道炎のある人には刺激となります。一方、ナトリウムアスコルビン酸はナトリウムで中和されているため、酸性度が低く、胃腸への負担が軽減されます。
摂取時の注意点
ビタミンCは健康維持に重要ですが、過剰摂取は下痢や腎臓結石のリスクを高める可能性があります。食事だけで不足が解消できない場合は、必ず医師に相談したうえでサプリメントを選びましょう。
