ナイアシン(ビタミンB3)の主な機能と注意点

ナイアシン(ビタミンB3)は、体の正常な機能を支える必須栄養素です。欠乏すると皮膚炎や失神、下痢、認知症につながるペラグラを引き起こす恐れがあります。

コレステロール低下

医師は、血中のLDL(悪玉)コレステロールを減らし、HDL(善玉)コレステロールを増やす目的でナイアシンを処方することがあります。併せて、コレステロールや飽和脂肪酸の少ない食事を心がけましょう。

ペラグラの治療

発展途上国などでペラグラの症状が見られる患者には、ナイアシン補充が行われます。症状の消失には数週間かかることがありますが、適切な投与により重篤な合併症の進行を防げます。

使用上の注意

  • 皮膚のかゆみやチクチク感、ほてり感が現れることがありますが、通常は数日で軽減します。
  • ニコチン酸に対するアレルギー、胃潰瘍、肝硬変、開放創がある方は使用を避けてください。
  • 糖尿病や痛風の既往がある場合は、必ず医師に相談してください。
  • コレスチポールやコレスチラミンなどの胆汁酸結合樹脂と同時に服用すると薬物相互作用が起こるため、4時間以上の間隔をあけて服用してください。

服用量の目安

処方されたナイアシンは、食事とともに1日2〜3回服用します。徐放性製剤の場合は、就寝前に軽食と共に摂取すると吸収が安定します。医師は通常、初回は低用量から徐々に増量し、目標用量に調整します。

主な食品源

ナイアシンは肉類、魚介類、全粒穀物、豆類、ピーナッツなどに豊富に含まれます。バランスの良い食事で日常的に摂取することが推奨されます。

ビタミン - 関連記事