免疫力向上にビタミンCは必要か?
免疫システムとビタミンC
ヒトの免疫システムはウイルスや細菌、さまざまな疾患から身体を守ります。ビタミンやミネラルが豊富なバランスの取れた食事は免疫機能を強化し、病気の予防に寄与します。
風邪予防への効果
ビタミンCは昔から風邪の予防・軽減に関係があると考えられてきました。多数の研究がビタミンCと呼吸器系ウイルスの関係を調べていますが、風邪の発症リスクを大幅に下げる証拠は得られていません。ただし、症状の持続期間を短くする可能性は示唆されています。
極端な気温にさらされる地域や、マラソンやスキーなどの冬季アウトドアスポーツを行う人は、ビタミンCサプリを摂取すると風邪罹患率が約50%低下するというデータがあります。
その他の期待できる効果
妊娠中の女性はビタミンC摂取により尿路感染症(UTI)への抵抗力が高まる可能性があります。また、ビタミンCは体内の活性酸素(フリーラジカル)を減少させ、風邪から重篤な疾患まで幅広い健康リスクを抑えると考えられます。さらに、ビタミンEなど他の抗酸化物質の再生を助ける役割も報告されています。
1日の摂取目安
ビタミンCは水溶性で体内に蓄積されにくく、毎日補給が必要です。成人男性の推奨摂取量は90 mg、成人女性は75 mgです。
ビタミンCを多く含む食品例
- オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、パパイヤ
- ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、芽キャベツ
- ほうれん草、トマト、赤ピーマン、グアバ
- ベリー類(イチゴ、ブルーベリーなど)
