ナイアシン(ビタミンB3)の過剰摂取による副作用
ナイアシンはビタミンB3とも呼ばれ、肉類、魚介類、乳製品、緑黄色野菜などの食品に自然に含まれます。また、サプリメントやマルチビタミンにも配合されています。食事だけで過剰に摂取することは稀ですが、バランスの取れた食事に加えてサプリメントを過剰に摂ると、1日の上限である35 mgを超えてしまうことがあります。国立医学図書館やメイヨークリニックによれば、過剰なナイアシンは皮膚の変化や肝臓障害などの副作用を引き起こす可能性があります。
フラッシング(顔や首の紅潮)
ナイアシンを過剰に摂取すると、最も一般的に見られる症状は顔や首の皮膚が赤くなるフラッシングです。
体全体の熱感
過剰摂取により体全体が不快なほど温かく感じられ、皮膚に触れると熱くなることがあります。
皮膚の乾燥・はがれ
長期間にわたって過剰なナイアシンを摂取すると、皮膚が乾燥し、フケやはがれが生じやすくなります。湿疹やアトピー性皮膚炎など既存の皮膚疾患がある場合は症状が悪化することがあります。
胃腸の不調
推奨上限を超えるナイアシンは食欲不振や吐き気、消化不良、嘔吐を引き起こすことがあります。
筋肉障害
過剰摂取を長期間続けると筋細胞が損傷し、筋力低下や極度の倦怠感といった症状が現れることがあります。
肝障害
ナイアシンを長期間にわたり過剰に体内に取り込むと肝臓に毒性が蓄積し、肝機能障害や最悪の場合は肝不全に至る可能性があります。
