リポゼンと減量

Lipozeneは肥満研究所が製造する減量用サプリメントです。体内で吸収されない食物繊維を主成分とし、満腹感を高めて過食を防ぐ効果が期待されています。

リポゼンの特徴

  • リポゼンに含まれるグルコマンナンは、コンニャク芋から抽出された吸収されない多糖です。食物繊維と同様に胃の排出を遅らせ、食事後の満腹感を長く保ちます。

有効性

  • コネチカット大学医学部が実施したメタ解析によると、グルコマンナンは体重、総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド、空腹時血糖を有意に低下させることが示されました。ただし、HDL(善玉)コレステロールや血圧には影響がありませんでした。この結果は、肥満者に対して一定の健康効果が期待できるものの、血糖代謝に問題がある人には注意が必要であることを示唆しています。

栄養素への影響

  • 一部の研究では、グルコマンナンが他の栄養素の吸収を阻害する可能性が指摘されています。そのため、リポゼンを使用する際はマルチビタミンなどで不足しがちな栄養素を補うことが推奨されます。

リポゼンの代替品

  • リポゼンは価格が高めです。専門家は、1日あたり14gの食物繊維を摂取すれば同等の効果が得られると述べています。食事の1時間前に水に溶かした繊維粉を飲む、または食物繊維が豊富な食品(野菜、全粒穀物、豆類)を積極的に取り入れる方法があります。日本人の推奨食物繊維摂取量は25gですが、実際の平均摂取量は約15gです。

罰金・苦情

  • 2005年、米連邦取引委員会(FTC)はリポゼン製造元である肥満研究所に対し、誤解を招く広告や効果の誇張に対して罰金を科しました。リポゼンは「脂肪燃焼サプリ」として宣伝されましたが、実際の有効成分であるグルコマンナンは脂肪を燃焼させるわけではなく、成分表示も不十分でした。

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