シラミはどのように拡散するのか
頭部のシラミ(Pediculus capitis)は、世界中で600万~1200万人が感染しており、人種、年齢、経済状況、個人の衛生状態に関係なく広がります。シラミの感染は「ペディキュロシス」と呼ばれます。
識別
-
頭部シラミは、体長約1/6インチ(約4mm)の灰白色の小さな羽のない昆虫です。歩くことはできますが、飛ぶことも跳ぶこともできません。卵のケース(ニット)は、首の後ろや耳の後ろの頭皮に付着し、孵化に適した温度が保たれます。シラミは吸血口で血液を数回吸い、唾液を注入してかゆみや刺激を引き起こします。宿主がいない状態で2~3日以上生き残ることはできませんが、ニットは宿主がいなくても最大14日間生存できます。
影響
-
頭部シラミに刺されると、かゆみやイライラ感が生じます。シラミ自体が病原体を媒介することはほとんどありませんが、激しい掻きむしりにより二次的な皮膚感染症のリスクが高まります(米国疾病予防管理センター参照)。
拡散経路
-
最も一般的な感染経路は、感染した人の髪に直接触れることです。また、帽子、ヘアリボン、くし、ブラシ、スポーツ用具、タオルなどの個人用品を共有することでも、やや感染が広がります。シラミは滑りやすい・滑らかな素材を掴むのが苦手です。
3歳から12歳までの子どもは、学校や保育園、スポーツ活動などの集団生活の場でシラミに感染しやすくなります。家庭内の動物は頭部シラミを拡散することはありません。
シラミの予防には、個人用品の共有を避け、定期的に頭髪をチェックすることが重要です。
