扁桃炎の治療薬と対処法
扁桃は喉の奥上部に位置する対になる腺組織で、ウイルスや細菌の感染により腫れ、痛みが強くなることがあります。子どもに多く見られるこの炎症は「扁桃炎」と呼ばれ、飲み込みが困難になることがあります。治療には処方薬と市販薬が用いられ、症状や原因に応じて選択されます。
抗生物質による治療
ペニシリン
細菌性扁桃炎に最も頻繁に使用される抗生物質です。通常、10〜14日間の服用が推奨されます。ペニシリンにアレルギーがある場合は別の薬が選択されます。
エリスロマイシン
ペニシリンアレルギーの患者に代替として処方されるマクロライド系抗生物質です。こちらも細菌感染にのみ有効で、服用期間は一般的に10〜14日です。
市販薬(鎮痛・抗炎症)
イブプロフェン
イブプロフェン(例:アドビル)は、痛みを和らげ炎症を抑える効果があります。用量は包装に記載された指示に従ってください。
アセトアミノフェン
アセトアミノフェン(例:タイレノール)は、痛みの軽減に有効です。使用方法は製品ラベルの指示に従い、過剰摂取に注意しましょう。
外科的治療
抗生物質や市販薬で症状が改善しない場合、最終的な選択肢として扁桃摘出術(トーニル切除)が検討されます。手術は専門医の診断のもと、適応があるかどうか判断されます。
※薬の使用や手術については、必ず医師や薬剤師に相談し、正しい診断と指示に従ってください。
