小児における線維筋痛症の主な症状と対策
線維筋痛症は、米国だけで500万人以上が罹患している痛みを伴う筋骨格系疾患です。小児では思春期に症状が現れ、女児の方が男児より多く発症します。主な症状は睡眠障害、全身の痛み、倦怠感ですが、その他にも様々な症状が報告されています。
睡眠障害
- 入眠困難や頻繁な覚醒が見られ、十分な睡眠が取れないと訴えることが多いです。
- 睡眠不足により日中の疲労感や抑うつ状態が現れることがあります。
- むずむず脚症候群が原因となることもあります。
痛み
- 急性かつ広範囲にわたる痛みがあり、成長痛と誤認されることがあります。
- 筋肉のこわばりや焼けつくような痛み、鈍痛として表現されます。
倦怠感(疲労)
- 慢性的な痛みや睡眠障害に起因し、常に疲れやすい状態が続きます。
- 倦怠感は学業や日常生活にも影響を与える重要な症状です。
精神面の変化
- 痛みや疲労に伴い不安、うつ、気分の変動が見られることがあります。
- 集中力の低下や注意散漫も報告されています。
その他の症状
- 暑さや寒さに対する過敏性。
- 頭痛、リンパ節の圧痛、腹部不快感など。
治療法
- 有酸素運動、理学療法、認知行動療法、栄養指導、必要に応じた薬物療法を組み合わせた多面的アプローチが基本です。
- 成長とともに症状が軽減し、線維筋痛症が自然に消失するケースもあります。
