体重減少で増える健康効果は?

心臓の健康

体重を減らすことで心臓の健康が向上します。過体重の人は高血圧や高コレステロールになりやすく、これらは心疾患のリスク要因です。減量により血圧とコレステロールが正常範囲に戻り、心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患のリスクが低減します。

血糖耐性

減量は血糖耐性の向上につながります。血糖耐性とは、体が糖をエネルギーに変える能力です。過体重の人はインスリン作用が低下し、空腹時血糖が高くなることがあります(耐糖能異常、前糖尿病)。生活習慣の改善や治療がないと糖尿病へ進行し、心疾患や失明リスクが高まります。減量により血糖値が下がり、血糖耐性が改善します。

自己肯定感

体重が減ると自己肯定感や幸福感が高まります。2007年の『Journal of Health Psychology』の研究では、減量プログラムに参加した成人は体重減少とともに自己評価が上がったと報告されています。パデュー大学の研究でも、アフリカ系アメリカ人の思春期女子で同様の効果が確認されました。一方、白人の思春期女子では効果が小さく、文化的要因が影響する可能性があります。

平均寿命の伸長

最も大きな利点は、寿命が延びることです。過体重はさまざまな疾患リスクを高め、オックスフォード大学の研究によれば、寿命が最大10年短くなることがあります。BMI30〜35の中等度肥満は平均で3年、BMI40〜50の高度肥満は10年ほど寿命が短くなるとされています。減量によりこれらのリスクが低減し、長く健康に生きられます。

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