金属を使わずに松葉杖を作る方法
現代の松葉杖は金属製が主流ですが、かつては木材が使われていました。木は安価で加工しやすく、軽量です。自分に合った高さやデザインの木製松葉杖を手作りすれば、金属製よりも軽く、好みの装飾が可能です。多くはねじや釘で組み立てますが、金属部品を一切使わずに全て木だけで作ることもできます。
必要なもの
- メジャー(巻き尺)
- 薄い木材板
- リップソー(細かい鋸)
- 水
- 容器
- 成形用の型(例えば丸い木の棒)
- 太めの木製ダウエル棒
- ドリル
- 木工用接着剤
- サンドペーパー
- 塗料または木仕上げ剤
- クッション材(パッド)
- ゴムシート
作り方
- 使用者の体格を測ります。腕の付け根から床までの距離、腕の付け根から手首までの長さ、手の幅を測定してください。
- 測定した「腕の付け根から床まで」の長さに合わせて木板をカットします。板は直目で節や反りがなく、約5×5cm(2インチ×2インチ)の太さが理想です。薄すぎると強度が足りず、厚すぎると加工が難しくなります。
- リップソーで木板を長手方向に半分に割ります。片側は約30cm(1フィート)程度の長さで止めておきます。
- 木材を容器に入れ数日間浸水させ、柔らかくします。時間を短縮したい場合は蒸すか沸騰させても構いませんが、扱いはやや難しくなります。
- 柔らかくなった木を型に沿って曲げ、松葉杖の形に整えます。乾燥させて形を固定します。代わりに合板など大きめの板を切り出しても構いません。
- 太めのダウエル棒を2本、使用者の手幅よりやや長めにカットします。
- 松葉杖の分割した側面の上端から、測定した「腕の付け根から手首まで」の位置に印を付け、そこにダウエル棒と同径の穴を内部からドリルで開けます。同様に、分割端の上部にも同径の穴を2つ開けます。
- 各穴に木工用接着剤を塗り、先ほどカットしたダウエル棒を差し込みます。これが手のグリップと上部の支えになります。
- 全体をサンドペーパーで丁寧に研磨し、突起やざらつきが残っていないか確認します。使用中に刺さる危険は絶対に避けましょう。
- 好みの塗料や仕上げ剤で塗装し、乾燥させます。デザインや色で個性を出すことができます。
- 必要に応じて、グリップ部と上部にクッション材を巻き付け、底部にゴムシートを貼り付けて滑り止めと安定性を確保します。
