閉経前期の終わりに現れるサイン
女性は加齢に伴い月経周期に変化が現れ、最終的に月経が停止します。この変化が始まる期間を「閉経前期(ペリメノポーズ)」と呼びます。症状は個人差があり、段階が進むにつれて強くなります。閉経前期は通常2〜10年続き、平均で3〜5年です。
月経周期の変化
閉経前期になると月経周期が不規則になり、周期が短くなったり、間隔が狭くなったりします。出血量は増減し、周期が進むにつれて月経が欠ける回数が増えます。ただし、月経が12か月連続で止まらない限り、正式な閉経とはみなされません。欠月の後は、次回の月経が長く、出血が多くなることがあります。
睡眠障害
閉経前期の女性は入眠困難や夜間覚醒といった睡眠問題を抱えることが多いです。ホルモンバランスの変化により、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が乱れます。メラトニン補充剤が効果的な場合がありますが、ストレスも睡眠障害を悪化させます。その結果、疲労感が増すことがあります。
頭痛
ホルモン変動に伴い、頭痛の頻度や強さが増すことがあります。閉経前期以前に頭痛がなかった人でも、期間中に頭痛が出現することがあります。市販の鎮痛薬で対処できることが多いですが、症状が重い場合は医師に相談してください。
感情の変化
月経前症候群(PMS)に伴う気分の変動がある女性は、閉経前期になるとその揺れがより激しく、周期に左右されなくなります。うつや不安といった精神的な問題が起こりやすく、イライラや怒りっぽさが増すことがあります。閉経が完了すれば、感情の不安定さは徐々に落ち着きます。
