産後の股関節痛
産後の女性は、出産経験のない女性に比べて股関節痛に悩まされやすいことが、The Journal of Family Practiceの調査で明らかになっています。痛みは不快ですが、医療的介入なしで自然に改善することもあります。
原因
- 妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンは、関節を柔らかくし分娩を円滑にします。このため、出産時に恥骨がわずかに離れることがあり、産後の股関節痛を引き起こすことがあります。
リスク要因
- 妊娠前に股関節や脚の痛みを経験している女性は、産後に股関節痛を発症しやすくなります。また、年齢が高くなるほどリスクが増加すると報告されています。
対処法
- 多くの場合、特別な治療なしで自然に回復します。サポート機能付きのストッキングやガードルの着用、温熱療法、カイロプラクティックなどが痛みの軽減に役立つことがあります。
誤解
- 運動が産後の股関節痛のリスクを高めるという報告がありますが、定期的な運動が産後の股関節痛を予防するというエビデンスはありません。
注意点
- 産後6〜8週間は股関節痛が続くことがありますが、8週間以上続く、もしくは痛みが強くなる場合は医療機関に相談してください。
