過多月経の問題と対策
過多月経の問題
多くの女性は人生のある時期に過多月経(メノラジア)を経験します。月に一度以上続く大量出血は、仕事や日常生活に支障をきたすことがあります。
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通常、月経サイクルは21〜35日で、出血は4〜5日続き、平均で約3杯分(約45ml)の血液が失われます。
過多月経は、1回の月経で5.5杯分以上(約80ml)失う、または出血が7日以上続く状態です。タムポンやナプキンが1時間ごとに交換が必要になる、夜間も頻繁に交換しなければならない、血液の塊が大きく見える、倦怠感や息切れ、貧血症状が出るなどが典型的な症状です。
ホルモンの問題
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エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れると、月経が不規則になり過多出血を起こすことがあります。思春期や閉経前後の女性は特にホルモンバランスが乱れやすく、病気や薬剤の影響でも同様です。
排卵が起こらない無排卵状態(アノバレーション)も過多月経の原因となります。この場合は医師の指導のもとホルモン療法が必要です。
子宮筋腫や子宮ポリープといった良性腫瘍も、ホルモンバランスの乱れから発生し、月経出血を増加させます。
IUD(子宮内避妊具)の問題
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子宮内避妊具(IUD)を使用していると、出血が増えることがあります。症状が続く場合は、医師に相談し取り外しや他の避妊方法への変更を検討してください。
その他の原因
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稀に血液凝固障害や子宮頸部の感染症が過多月経を引き起こすことがあります。さらに、子宮がんが原因となるケースも極めてまれに報告されています。
治療法
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治療は年齢、健康状態、生活スタイル、症状の重さに応じて選択されます。感染症や腫瘍、血液凝固障害が除外された後、ホルモンバランスを整えるために経口避妊薬やプロゲステロン製剤が処方されることが一般的です。
貧血が認められる場合は鉄剤の補給が行われます。IUDが原因の場合は取り外し、他の避妊法へ切り替えることが推奨されます。
外科的治療としては、子宮全摘出術、子宮内膜焼灼術、子宮掻爬術(D&C)などがあり、腫瘍の除去や出血源の除去を目的とします。
