HIPAAの医療情報リリース規則
PHI(保護された健康情報)と対象者の特定
情報を開示する前に、開示するPHIの具体的な項目を明示し、受取人や開示者の名称も記載します。必要最小限の情報に限定することが求められます。
開示目的の明示
PHIを開示する目的を具体的に記載します。目的が明確になることで、開示される情報量を最小限に抑えることができます。
署名と日付
PHI開示許可書は、本人または本人の代理人が署名し、日付を入れる必要があります。署名は、本人が開示内容を十分に理解し、同意したことを示します。
通知事項
本人には、署名を拒否した場合でも治療や給付、支払いに不利益が生じない権利があること、そして書面でいつでも許可を取り消せる権利があることを通知します。
再開示の可能性
受取人が共有されたPHIを再度開示する可能性があることを本人に説明します。再開示された情報は、プライバシー規則の保護対象外となります。
遵守対象者
HIPAAプライバシー規則は、保険プラン、医療情報クリアリングハウス、医療提供者に適用されます。保険会社、管理医療組織、政府系保険機関、請求・再価格設定サービス、健康情報サービス、そしてすべての医療提供者は、本規則に従いPHIリリースのガイドラインを守らなければなりません。
特別な状況
以下の場合はPHI開示許可が不要です。
- 法執行機関の捜査や司法手続き
- 労働者災害補償請求、公共保健調査
- 虐待・ネグレクト、家庭内暴力、臓器提供、医療研究
- 連邦・州・地方・部族法に基づく開示義務がある場合
