健康貯蓄口座(HSA)は税前拠出ですか?税後拠出ですか?

医療費や保険料が高騰する中、支出を抑えるために健康貯蓄口座(HSA)を活用する人が増えています。HSAは高額自己負担型健康保険(HDHP)と組み合わせて使うことで、税金面でも大きなメリットがあります。

給与からの拠出

多くの雇用主は、HDHPを導入することで企業と従業員のコスト削減を図ります。従業員がHDHPに加入すると、雇用主が年間拠出額の一部を負担したり、従業員が税前給与からHSAへ拠出できるよう支援したりします。税前拠出により課税所得が減少し、税負担が軽減されます。HDHPと認められるためには、個人プランで最低$1,200、家族プランで最低$2,400の自己負担額が必要です。

税控除

雇用主がHSAを提供していなくても、個人で口座を開設できます。この場合、拠出は税後資金で行いますが、拠出額全額が税控除の対象となります。多くの税控除は項目別控除を選択しなければ受けられませんが、HSAの控除は標準控除を選んでいても適用できる点が大きな特徴です。

拠出上限

税前・税後に関わらず、拠出はIRSが定める上限額を超えてはいけません。上限は毎年見直されます。例として2011年の上限は、個人プランで$3,050、家族プランで$6,150でした。55歳以上の方は追加で$1,000のキャッチアップ拠出が認められ、合計$4,050(個人)・$7,150(家族)となります。

年間拠出とロールオーバー

HSAに拠出した資金は、診療費や処方薬代などの適格医療費に自由に使えます。未使用の残高は翌年へ繰り越され、翌年に再度拠出して税控除を受けることができます。つまり、HSAは「使い切り」ではなく、長期的に資金を蓄えて医療費に備えることが可能です。

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