医療貯蓄口座(HSA)の開設手順とは?
医療貯蓄口座(Health Savings Account、通称 HSA)は、拠出金が税控除対象となり、将来の大きな医療費に備えることができる制度です。口座に入れた資金は期限がなく、毎年積み立てていくことが可能です。
医療費の支出を把握する
医療費の支出状況を把握し、HSA を開設する前に現在の支出額を確認しましょう。医療費が比較的予測できる方に特に有効です。年間の医療費の目安が分かれば、口座に拠出すべき金額の計画が立てやすくなります。
高額自己負担医療保険(HDHP)への加入が必須
HSA を利用するには、まず高額自己負担医療保険(High‑Deductible Health Plan、HDHP)に加入している必要があります。すべての保険が HDHP の条件を満たすわけではないので、勤務先や保険ブローカーに確認してください。HDHP の基準は、個人向けで最低自己負担額が $1,200、家族向けで $2,400 以上となります。
勤務先に確認する
保険が勤務先経由で提供されている場合、HDHP が適用されていれば企業が HSA と連動したプランを用意していることがあります。企業が年間拠出金の一部を負担するケースもあるため、福利厚生担当に問い合わせてみましょう。
管理機関(アドミニストレーター)を選ぶ
銀行、投資信託会社、証券会社など、さまざまな金融機関が HSA を提供しています。選ぶ際は手数料、投資オプション、資金の安全性を比較検討してください。HSA の資金は通常、普通預金、マネーマーケットファンドなど安全性の高い商品に投資されます。
