COBRAの対象となるのは何ですか?
統合予算調整法(COBRA)は、退職や特定の事象により雇用が終了した場合でも、グループ健康保険への継続加入を可能にする制度です。失業した際に医療保険が失われることを防ぎますが、保険料は全額自己負担となり、費用は高くなることがあります。
対象となる人
COBRAの適用を受けるには、退職時点でグループ健康保険に加入していたことが条件です。対象は、以下のような「特定の事象」で退職した者です。
- 本人の意思による退職、または会社側の解雇(ただし、窃盗・性的嫌がらせ・営業秘密の漏洩など重大な不正行為による解雇は除く)
- 勤務時間の減少に伴い健康保険が失われた場合
COBRA適用の要件
COBRAが適用されるには、退職時点で雇用主が20名以上の従業員を対象に保険プランを提供している必要があります。対象は民間企業だけでなく、州・地方自治体や労働組合が提供する保険も含まれます。退職前に加入していたプランはそのまま継続されますが、保険料は全額自己負担となります。
保障期間
基本的に、退職日から18か月間の継続加入が認められます。さらに、以下の条件を満たす場合は最大で11か月(計29か月)延長でき、本人および家族が対象となります。
- COBRA加入開始後60日以内に社会保障局から障害認定を受けたこと
- 障害認定書類を保険プラン提供者に、受領後60日以内に提出したこと
カバーされる給付内容
連邦法により、COBRA対象者には非対象者と同一の健康保険プランが提供されなければなりません。現役従業員に新しいプランが導入された場合、COBRA対象者にも同じプランが適用されます。つまり、雇用主が保険プランを変更しない限り、従来の給付内容を継続して受けられます。
