柔軟支出口座(FSA)に関するIRSガイドライン
概要
柔軟支出口座(FSA)は、税優遇制度で、給与からの税引前資金で医療費など特定の支出を支払うことができます。対象となる支出は、2011年1月1日に施行された医療保険改革法(ACA)の影響で大きく変わりました。
設立
FSAは雇用主のみが設立でき、個人事業主は利用できません。福利厚生のカフェテリアプランの一部として提供され、従業員は参加・不参加を選択できます。健康保険に加入していなくても、FSAを持つことは可能です。
拠出金
通常、拠出金は従業員が給与天引きで行います。雇用主が拠出することもありますが、義務ではありません。従業員はプラン年度の開始時に拠出額を決定し、給与支払回数で割って税引前に天引きされます。
メリット
FSAは保険でカバーされない医療費(自己負担額やデダクタブル)を支払うのに役立ちます。拠出金は税引前の給与から差し引かれるため、課税所得が減少します。適格支出に対する引き出しは連邦所得税がかかりません。また、プラン年度中は拠出額の上限までいつでも資金を利用できます。
留意点
ACAの施行により、処方箋なしで購入した医薬品はFSAの非課税対象外となりました。プラン年度末に未使用の残高は通常失効します。また、FSAで補填された医療費はIRSフォーム1040のスケジュールAでの控除対象にはなりません。
