健康保険選びのポイントとヒント
健康保険を選ぶ際は、プランの内容をしっかり確認することが大切です。保険料や自己負担額、利用できる医療機関や薬剤などを把握しておけば、請求時の予想外の出費を防げます。以下に、全米保険委員会(NAIC)が推奨する、保険選びのポイントをまとめました。
プランの限度額を確認する
オバマケア(Affordable Care Act)により、ほとんどの保険で生涯限度額は廃止され、入院などの必須サービスの年間上限もなくなりました。ただし、必須でないサービスには年間上限が残っていることがあります。対象となるサービスと上限額を確認し、できるだけ高い上限のプランを選びましょう。
費用を見積もる
月額保険料、年間の自己負担上限(デダクティブル)やコペイなど、実際にかかる費用を事前に試算します。過去数年分の医療費(診療費、処方薬、専門医受診料など)をリストアップし、来年の予算の目安とします。各プランの総コストを比較し、支払可能な金額を決めましょう。
利用できる医療機関を確認する
かかりつけ医や希望する病院が保険のネットワーク内にあるか確認します。ネットワーク外の医療機関を利用すると、保険が支払わない場合があります。また、専門医受診や新しい処方薬、手術などに事前承認(プリオーソリゼーション)が必要かどうかもチェックしてください。
対象薬剤を把握する
家族が普段使用している処方薬をリスト化し、保険の薬剤リストに含まれているか確認します。リストにない薬は全額自己負担になる可能性があります。既にプランを選んだ場合でも、医師が「医学的に必要」と判断すれば保険適用になることがあります。
除外項目を探す
保険契約書でカバーされないサービスを確認します。多くのプランは、補聴器、不妊治療、美容整形、減量プログラムや禁煙支援などを除外しています。自分に必要なサービスが除外されていないか注意しましょう。
プランの品質を評価する
価格だけでなく、保険会社の信頼性も重要です。州の保険局が公開している解約率や苦情件数を調べ、医師や同僚の評価も参考にします。保険情報機関(Insurance Information Institute)によると、解約率が低く、苦情が少ない会社は比較的品質が高いとされています。
専門家に相談する
用語や費用、保障内容が分からない場合は遠慮せず質問しましょう。保険会社のウェブサイトやカスタマーサービス、勤務先の人事担当者に問い合わせるとよいです。また、州の保険局が提供する消費者向けガイドも活用できます。
