連邦COBRAとカリフォルニア州Cal-COBRAの違い
Consolidated Omnibus Budget Reconciliation Act(COBRA)とカリフォルニア州が定めるCal-COBRAは、退職や解雇により健康保険が失われた従業員とその家族が、雇用主の保険を一定期間継続できる制度です。どちらも保険料は本人が全額負担し、雇用主側の重大な不正行為がない限り適用されます。似ているようで、適用条件や期間に違いがあります。
連邦COBRAと州COBRA(Cal-COBRA)の違い
適用範囲(連邦 vs 州)
連邦COBRAは全米で共通の法律で、すべての州に適用されます。一方、Cal-COBRAはカリフォルニア州だけで有効な州法です。アーカンソー州、コロラド州、コネチカット州などでも独自の州COBRAが制定されています。
対象となる従業員数
- 連邦COBRA:従業員数が20人以上の事業主が対象。
- Cal-COBRA:従業員数が2人以上の事業主が対象。
保険継続期間
- 連邦COBRA:最低18か月、特定の条件下で最大36か月まで延長可能。
- Cal-COBRA:
- 従業員数が2~20人の事業主の場合、最大18か月。
- 従業員数が20人以上の事業主の場合、連邦COBRAで18か月しか受給できない場合に限り、Cal-COBRAで追加の18か月を受給でき、合計で最大36か月となります。
このように、適用対象や継続期間は法律ごとに異なるため、対象となる事業主の規模や個々の状況に応じて、どちらの制度を利用できるか確認することが重要です。
