テネシー州の健康貯蓄口座(HSA)の概要と利用方法

健康貯蓄口座(Health Savings Account、HSA)は、税控除対象の資金で積み立てられる特別な口座です。積み立てた資金は、医師の診察料、救急搬送、検査費用、保険で補填されない入院手術費など、対象となる医療費の支払いに利用できます。テネシー州で HSA を利用するには、本人が高額自己負担型医療保険(HDHP)に加入しており、他の医療保険に重複加入していないことが条件です。

拠出(Funding)

HSA は HDHP とセットで開設しますが、資金は銀行や金融機関など別の口座に預けられます。拠出上限は、保険の自己負担額の 100% まで、例として 2009 年は最大 $2,900 でした。IRS は HSA を個人退職口座(IRA)と同様に扱い、非対象費用に使った場合を除き、引き出し時に通常所得として課税されません。

機能(Function)

口座からは、医師・歯科医・外科医などの診療料、処方薬、入院費、精神科治療、検査費、医療機関への交通費など、対象医療費に対して所得税なしで引き出すことができます。対象外の費用例としては、ジム会費、減量プログラム、紙おむつサービス、葬儀費用、一般用医薬品(OTC)や処方箋なしの薬品などがあります。

税制上のメリット(Tax Benefits)

拠出金は税前所得として扱われるため、拠出年の所得税がかかりません。口座内で生じた利子や配当も、対象医療費に使用する限りは非課税で蓄積されます。

所有権(Ownership)

口座に預けた全ての資金は口座保有者の所有物です。年度末に未使用の資金は翌年へ繰り越せ、税罰はありません。65 歳に達した時点で残っている資金は、医療費以外の目的でも使用できますが、その場合は普通所得税が課されます(罰金は免除)。

注意点(Warning)

保有者は 65 歳に達する前でも資金を自由に引き出すことができますが、対象外の用途に使用した場合は普通所得税に加えて 15% のペナルティが課せられます。

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