長期介護保険とうつ病

米国国立衛生研究所(NIH)によると、65歳以上のアメリカ人約200万人がうつ病と診断され、約500万人が軽度の症状を抱えているとされています。長期介護保険(LTCI)は、うつ病による長期的な介護が必要となった場合の一定の費用をカバーします。

定義

「長期介護」とは、変性疾患、慢性疾患、認知症などにより日常生活動作(ADL)を自立して行えなくなった人々に提供される医療・支援サービスの総称です。長期介護保険は、在宅介護、介護施設、デイサービスなどの費用を支払います。保険給付の対象は、入浴・食事・着替え・トイレ・失禁管理・ベッドから椅子への移動といった、2つ以上のADLが実行できない状態が基準となります(長期介護情報センター参照)。

引受審査の考慮点

保険の引受審査では、既往症や精神疾患を含む既存の健康状態に対し、厳格な条件や除外規定が設けられています。うつ病などの既往症がある場合、保険加入が拒否されたり、対象となるサービスが適用されるまでに6か月の待機期間が必要になることがあります(LongTermCare.gov)。

給付内容

うつ病によりADLが実行できなくなった場合でも、長期介護保険は他の医療理由で介護が必要となったケースと同様に、介護費用をカバーします。保険商品によっては、長期介護期間中の処方薬費用や、通院・リハビリへの交通費を含む給付が付帯しているものもあります。

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