子どもの強迫性障害(OCD)を見つける方法
はじめに
強迫性障害(OCD)は、不安障害の一種で、頭から離れない執拗な考え(強迫観念)と、それを和らげようとする儀式的な行動(強迫行為)が特徴です。子どもでは、10歳前後に症状が現れやすく、男児は思春期前、女児は思春期後に発症することが多いです。日常生活に支障が出るほどの強迫観念や儀式が見られる場合は、OCDが疑われます。
診断のチェックポイント
手や皮膚の状態
手が赤くなったり、荒れたりしていませんか?汚れや細菌への過度な恐怖から、頻繁に手を洗う、入浴回数が多い、石鹸やペーパータオルが大量に消費されることがあります。
学業への影響
宿題やテストの成績が低下していませんか?強迫観念に囚われて集中できない、または儀式に時間が取られすぎて宿題をする余裕がないことがあります。
同じ質問への繰り返し回答
子どもが同じ質問を何度も繰り返し、親に同意を求めることはありませんか?儀式に協力しないと、感情的に爆発することがあります。
就寝準備にかかる時間
ベッドに入るまでの時間が異常に長くありませんか?洗顔や数を数える、何度も確認するといった儀式が原因で、就寝が遅れることがあります。
部屋やトイレに閉じこもる
長時間部屋やトイレに閉じこもりたがる場合、そこでも何らかの儀式を行っている可能性があります。
外出前のチェック行動
家を出る前にドアや電化製品の確認を何度も繰り返すことはありませんか?家族が車の中で待っている間に、何度も確認する様子が見られることがあります。
専門医への受診
上記のサインが複数当てはまる場合は、早めに小児科や精神科の専門医に相談し、適切な評価と治療を受けましょう。
