状況不安障害(シチュエーション不安障害)

不安障害は、本来危険な状況に対して体が起こす闘争・逃走反応が、実際には脅威のない日常でも発動してしまう状態です。その中でも、特定の状況で強い恐怖や不安が現れる「状況不安障害」は、日常生活に支障をきたすことがあります。

重要性

  • 米国国立精神衛生研究所(NIMH)によると、女性の精神健康問題の中で不安障害が最も多く、男性では2番目に多いと報告されています。

特徴

  • 特定のシチュエーション(例:人前で話す、エレベーターに乗る、混雑した店で買い物をする)で、強烈な恐怖感や不安感が生じます。

診断ポイント

  • 全般性不安障害とは異なり、特定の状況下でのみ不安が現れ、他の場面では通常通りです。発症時にはパニック発作や回避行動が見られることがあります。

留意点

  • 状況不安障害は「恐怖症」と呼ばれることもあり、特定の状況や対象に対する過剰な恐怖が特徴です。

予防・治療法

  • 最も効果的なのは専門家によるカウンセリングです。必要に応じて抗不安薬が処方されることもあります。治療ではリラクゼーション法、脱感作法、グループセラピー、認知行動療法などが用いられます。

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