幼児の不安への対処法

不安障害のタイプ

幼児でも様々な不安障害を示すことがありますが、特に多いのは以下の3つです。

  • 全般性不安障害:過度な心配が常に続く状態。
  • 分離不安:親から離れると強い不安を示す。
  • 特定の恐怖症:犬や見知らぬ人、大きな音など特定の対象に対する恐怖。

遊び療法

言葉で感情を表現しにくい幼児には、遊びを通じて不安を処理させる「遊び療法」が有効です。子どもが自由に遊びながら不安を外在化し、保護者がそれに寄り添うことで、徐々に克服へと導きます。

対処スキルの習得

不安の種類に応じて、具体的な対処練習を行います。

  • 分離不安の場合:短時間部屋に一人にして徐々に時間を延ばす。
  • 犬への恐怖がある場合:まずはぬいぐるみで触れ合い、次にテレビで犬を見る、最終的に実際の犬と接触する。

良い手本を示す

保護者自身が落ち着いた態度で接することが重要です。不要な恐怖や不安を子どもに見せず、安心感を提供しましょう。

薬物療法(最終手段)

薬は通常、他の方法が効果を示さない場合の最終手段です。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)―例:プロザック(フルオキセチン)やゾロフト(セルトラリン)―が処方されることがありますが、必ず小児精神科医の指導のもとで使用してください。

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