離脱症状
ロラゼパム(商品名アティバン)を4か月以上使用すると、身体的な離脱症状が現れることがあります。主な症状は不眠、耳鳴り、震え、発汗、吐き気などです。重篤なものではありませんが、急に中止せず、徐々に減量することが推奨されます。
耐性(トレランス)
ベンゾジアゼピン系薬剤は、初期に眠気や協調運動障害を引き起こしますが、時間とともに体が慣れ、薬の効果が減少します。推奨期間を超えて使用すると耐性が形成され、同じ効果を得るために用量を増やす必要が出てきます。
心理的依存
アティバンは依存性が高く、耐性・身体的依存に加えて心理的依存のリスクも大きいとされています。脳の報酬系を活性化し、快感をもたらすため、長期使用で脳が薬を求め続けるようになります。
脳への影響
中枢神経系を抑制する作用により、脳の活動を低下させます。長期間使用後に急に中止すると、脳活動が過剰に反応し、発作などのリスクが高まります。
過剰摂取のリスク
4か月以上の長期使用で耐性がつくと、効果を得るために用量が増え、過剰摂取の危険性が高まります。過剰摂取の症状は眠気、呼吸困難、昏睡、最悪の場合は死に至ることがあります。アルコールや他の薬剤と併用するとリスクはさらに上昇します。
