分離不安のサインと症状

分離不安とは、強い絆のある相手に見捨てられることへの恐怖です。子どもでは主に両親や保護者、ペットでは飼い主や仲間の動物に対して現れます。相手がいなくなることは分かっていても、いつ戻ってくるかが分からないために不安が生じます。原因は特定できないこともありますが、突然の別離や日常の大きな変化がトリガーになることがあります。

人間のサインと症状

  • 離乳期後、子どもは対象の永続性を理解し始め、時間感覚が未熟なため、数分の別離でも長時間のように感じます。親が見えなくなると「いなくなった」ことは分かりますが、どこにいるかや戻ってくるかが理解できません。

    主な症状は、泣き叫びや癇癪、親にしがみつく行動、離れることへの抵抗です。重度の場合、嘔吐や息切れ、分離に関する悪夢、ひとりで寝ることへの恐怖、迷子になることへの過度な不安などが見られます。

イヌのサインと症状

  • 鳴き声(遠吠え、 whining、吠える)や感情的な癇癪、ドアや窓を引っ掻いたり噛んだり、室内での排尿・排便が増えるなどの行動が見られます。飼い主が外出する際に付き添おうとし、去ろうとする飼い主を止めようとすることもあります。

    飼い主が帰宅すると過剰に喜び、興奮したり駆け寄ったりします。離れる時間の長さに関わらず、飼い主が去る瞬間またはすぐ後にこれらの行動が現れます。

ネコのサインと症状

  • ネコも人や他の動物に強い愛着を示します。分離時にはドア付近や飼い主の持ち物の周辺で排尿・排便をしたり、稀に噛んだり引っ掻いたりする破壊行動が見られます。

    飼い主がいると部屋から部屋へつき従い、飼い主が出かけるとすねたり離れようとしない様子を示します。帰宅時にすねたり過度に喜んだりし、飼い主が不在の間は食欲が減退したり嘔吐したりすることがあります。

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