人前で話すときに心を落ち着かせるエクササイズ
人前で話すことに恐怖を感じる人は多く、2003年のエモリー大学の調査では、全体の34%が人前で話すことにパニックを起こし、社会不安障害を持つ人の88%が講壇や聴衆を恐れると報告されています。スピーチを想像しただけで不安、吐き気、発汗、震え、どもりが起こり、ステージに立ちたくなくなるのは無理もありません。しかし、リラクゼーションという実証された方法でこの恐怖は克服できます。
気を紛らわす
本番当日までにスピーチ原稿を完成させ、服装や会場までのルートまで決めておきましょう。これによりリラックスに集中でき、緊張で分泌されるアドレナリンを有効活用できます。余分なエネルギーを消費するために、1時間程度の有酸素運動(ジムでのランニングや自転車など)を行いましょう。激しい運動をしても、スピーチ時に必要なエネルギーは十分に残ります。
リラックスする
スピーチ直前の1〜2時間はできるだけリラックスする時間を作ります。カフェイン入りの飲料(コーヒー、炭酸飲料、エナジードリンク)は避けましょう。ヨガで心を落ち着ける人もいれば、短時間の仮眠やマッサージでリフレッシュする人もいます。スピーチのことを考えすぎないようにすれば、失敗への不安を減らすことができます。
呼吸法
深呼吸はリラクゼーション効果が高く、米国国立精神衛生研究所(NIMH)でも不安軽減の手段として推奨されています。以下の手順で行ってみてください。
- 手のひらを腹部(へその下)に置き、鼻からゆっくり息を吸い込みます。腹が膨らむのを感じながら、3秒かけて吸い込みます。
- 1〜2秒止めた後、口から同じく3秒かけて息を吐き出します。
- この呼吸を5〜10回繰り返し、必要に応じて続けます。
