米の燻蒸方法と手順
概要
米国の穀物基準法は、米に付着した生きた昆虫を殺すための燻蒸に関する規定を定めています。これらの規定は、保管中の米と輸送中の米の両方に適用され、使用できる薬剤や燻蒸方法、処理後に米を密閉・静置すべき期間などが示されています。
手順
- 1. 昆虫の有無を確認する
米に昆虫が付着しているか検査します。米の種類や輸送手段により、燻蒸が必要な量は異なります。たとえば、精米に生きた昆虫が見つかった場合は必ず燻蒸が必要です。検査で昆虫が確認されたら「感染」扱いとなります。
- 2. 使用する燻蒸剤を選択する
2011年時点の規定では、保管中の米にはメチルブロマイド、金属ホスファイド、二酸化炭素のいずれかが使用できます。輸送中の米に使用できるのは金属ホスファイドと二酸化炭素のみです。
- 3. 米の種類に応じた手順を実施する
精米や玄米など、粉塵が発生しやすい米の場合は、粉塵保持装置を使用する必要があります。
- 4. 処理後の静置時間を守る
燻蒸後は米をそのまま保管し、薬剤に応じた時間だけ静置します。メチルブロマイドは24時間、金属ホスファイドは72時間、二酸化炭素は96時間が必要です。
